離島ランナーの部屋



世界遺産・石見銀山紹介


石見銀山入口のトンネル・・私にとってはタイムトンネルのようなイメージが・・
いかにも代官所に入っていくような雰囲気。主要地方道の世界遺産センター(2008.10.20フルオープン)近くにあります。異様な感じでしょ?島根に住んでいながら今まであまり銀山の知識が無く、大田市に来て何度も行く内、季節ごとの大森が好きになりました。石見銀山を初めて訪問する方は午前・午後のガイドツアー(無料)に参加しよう!私も最初に空きがあり案内して頂き、ガイド研修を受けようと思ったくらいですから・・



石見銀山最大の大久保間部
世界遺産の石見銀山は仙ノ山と要害山に跨る大森の町並から開けており、間部と呼ばれる1000くらいの銀発掘坑があります。その中でも最大級の間部がこの大久保間部。一般公開されてはいませんが、ツアーに加われば内部を鑑賞出来ます。(3,800円ちょっと高い気もする・・)江戸時代の初代奉行大久保長安の名から出来た物で、9月半ばに30度の気温の日に仙ノ山から下ってみると気温13度。坑の入口では風が吹くたびにこのように霧が発生するのです。



釜屋間部
 大久保間部から仙ノ山山頂を目指すと、すぐ上に釜屋間部、本間部と続きます。大森の銀山公園側よりも、さらに沢山の間部が続いており、昔の人は急な山道での重労働で大変だったんでしょうねぇ。



要害山山頂の山吹城址
 銀山の街並みを沢山の人が歩いているが、ここまで行ってみようと言う人は少ない。しかし、大森の中では一番景観のいい場所であろう。わずか414mの山だが急な階段はちょっと辛いかも知れない。しかし、石見銀山へ行こうという人はトレッキングシューズを用意して是非登ってみて欲しい。清水寺入口から登山道が整備されている。城址からは、大森側には街並みから国立公園三瓶の山並みが、そして、仙ノ山から、大江高山、矢滝城山、日本海も温泉津の海から琴ヶ浜、島根半島まで四方のパノラマは圧巻だ。山好きの私にとっても気に入りの場所であり、この場所を戦国時代に尼子、毛利、徳川と戦の最重要ポイントとして争った理由が一目で判るというもの。




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