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大キレットに向かって出発だ。昨日は新穂高から一気に2000m以上の高度差を登ったうえ、山小屋で夕食待ちの間にビールを一気飲みしてうたた寝して、頭痛が酷くなり、食欲もなくなり吐き気がして高山病ではないかと思ったが、今朝はご覧のように元気に・・いってきま〜す。 |
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奥穂高山頂手前からはジャンダルム〜西穂高まで一望できる。ジャンダルム山頂から手を振る人が見える。周囲から「いっぺんは行きたいねぇ。でも無理かなぁ」などとため息混じりの声が聞こえる。確かに極めてみたい峰だ。 |
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朝陽に向かって山荘を出発。まずは山荘を出てから奥穂高山頂へ、山荘横の梯子からまず渋滞だ。しかし、ジャンダルムがそこに見える。山頂からは富士山から白山まで一望できる快晴だ。 |
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前夜は穂高岳山荘に泊まり、朝日と共に奥穂高に登り、そのまま槍への大キレット縦走の第一難所。涸沢からの一気の下りは正しく命懸け(崖)だ。直下に下ると足が震える。逆コースが無難のようだが、北穂高では凄い渋滞だった。 |
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涸沢から北穂高の間は崖の登り下りの連続で息が抜けない。 |
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朝から奥穂高への上り下り、そして涸沢の崖下りで足はガクガクだが、大キレットはこれからだ。 |
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いよいよ核心の大キレットだが、大きなザックを背負っての縦走は実にきつい。 |
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南岳を越してやや安心しているとガスが出てきた。槍はまだ見えない。小さなピークがいくつもあってまだまだ安心できない。 |
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3000m以上の尾根をずっと歩いてきたが、南岳から槍はハイキングコースと思っていたが、如何せん。まだまだ鎖場や崖は沢山あった。 |
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濃いガスでこの有様。無事に槍に着けるのか?南岳に向かう人とすれ違ったが、何と槍で4時間待ちだったとか・・お気の毒に・・ |
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遂に最後の峰だ。夕方までには余裕で槍に着きそうだぞ。やや余裕の笑みが・・ |
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ガスの流れで時々槍の穂先がすぐそこに見える。去年の教訓から夕方の槍は空いていることを知っている。 |
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遂に槍ヶ岳山頂。今年も夕方になったが、去年は上高地から只槍を目指したが、今年は奥穂高から一気に大キレット越えの大冒険でちょっと重みが違うぞ。山頂は7度で寒かったうえ、下山待ちの間に日が暮れ、またもヘッドライトで下ることに・・ピースの手袋が1日の苦労を物語っているが、岩登りで滑り止めの軍手が全指穴だらけになりました。キレット恐るべし! |
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